サーキットだってオープンフレーム式発電機のススメ

 

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タイヤウォーマーといえば発電機。切っても切れないこの二つの仲。
国際サーキットでのトラックデイならピットの数に余裕があるので発電機はまず必要ないですが、それ以外となるとはやり発電機は必要になってきます。

 

サーキットで見かける発電機の多くはインバーター式の密閉型です。
コンパクトで軽量で静か。そこまで大きくないので積載も楽。ええ、わかってるんです、その利点は十分すぎるほど。
しかしここはあえてサイクロコンバーター式オープンフレーム型の利点を挙げていきます。
「発電機が欲しいけど(中古も含めて)高い!」という人にはオープンフレーム型も良いですよってことで。ところでタイヤウォーマー用に9Aモデルを使う人が多くいらっしゃいます。
9Aクラスはインバーター式でもまだ手が届きやすい価格帯なのですが、定格が9A程では250CCクラスなら問題なさそうですが、それ以上の排気量になってくるとタイヤサイズによって使えない場合があり注意が必要です。
勘違いしている人が多いようですがタイヤウォーマーは前後の消費電力量をカバーする程度では力不足で、安定した作動条件を得るには更に15%以上の電力が必要なのです。
消費電力がF350W R480Wで合計830Wなら8.3VAというのは早計で、830×115%=954.5で求められる電力は9.6VAが最低ラインとなります。
更に悪いことにギリギリの電力では火災を招く危険性も指摘されています。
GETHOTとバトルファクトリーのタイヤウォーマーはJBS600クラス以上のタイヤサイズ用でも電力量が900W未満ですが、両社ともに電流は10Aを推奨しています。

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でも16Aクラスのインバーター式発電機は高価です。通販でも13万円はします。

休日は家族でキャンプを楽しむ趣味があるならともかく、一般家庭ではなかなか手は出しにくい製品群です。
ということで、先のオープンフレーム型サイクロコンバーター式発電機のメリットの紹介。

  • 内部構造が見えるのでメンテナンス性が高いです。
    ⇒古いモデルはキャブレターへのアクセスが容易。
  • 構造がシンプルなので故障のリスクは少ないです。
  • 劣悪な環境下で使用されることを前提としているためかとにかく頑丈です。
  • 人気がないので盗難される心配が少ないです。
    ⇒たまに高価なインバーター式を盗まれたという話を耳にすることはあります。
  • 余裕の大出力ゆえに安いタイヤウォーマーだろうとなんだろうと、電力供給不足の心配は皆無です。
    ⇒私が使っているG2400は機種名の数値そのままの定格出力24A。夏場は工場扇を回す余裕さえあります。使ったことありませんが冬場ではセラミックファンヒーターさえ使えそうです。
  • 新品はそれなりの値段がしますが中古になると安いです。
    ⇒オークションで1~2万円で落札できます。近場で手渡しOKな出品を狙いましょう。
  • 中古は不安というなら3万円ほどでAmazonプライムでナカトミEG-2060が買えます。

 

 2019年3月・追記

moto-roo.hatenablog.com

 


デメリットは

  • 重い
  • 煩い
  • カッコ悪い

ほかにパソコン等の電源として直接利用できないということぐらいでしょうか。

  • 重さ。
    オープンフレームの発電機は30㎏~が主流です。持ち上げるには相応の筋力が必要ですね。ハンドルはついてませんので片手で持つのはあきらめた方がいいです。
    移動にはキャスターは必須です。台車を作るかフレームに取り付けるなりの工夫が必要。かさ張るのでトランポによっては積載に難がでるかも。
  • 騒音。
    古めのモデルは50m以上離れていてもはっきり特定できるほど騒々しいです。
  • 見た目
    サーキットというより工事現場か屋台という感じでレーシーな雰囲気に合ってません。


新ダイワ G2400発電機 作動音

上記を踏まえたうえで、他人の目や隣の芝生が気にならない、肉体労働は苦にならないならタイヤウォーマー用としては必要充分以上に使えます。

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