大きいことはいいことだ

 お墓参りの帰り道での出来事。
ハンドルを握るワイフが右前を走るキャリアカーにドナドナされている車に興味を示す。

帰宅してから就寝前の晩酌トークタイムで、
「今日見たあの車、いいなぁ、アレなら欲しいわ」
というセリフにちょっと驚いた。
私もワイフもいわゆる【ミニバン】にはまるで興味がないのでまさかそんなことを言い出すとは思いもしなかった。


その車、メルセデス・ベンツ V-Class。
ロシアマフィアが乗っていそうな悪役面ゆえにバックミラーに映ったら本能的に、
「あ、なんか危ないの近寄ってきた、撃て撃て、運転席狙え!」
とGlock17で応射したい気分にさせられる車だ。

 どうしたマイワイフ、何があった、何の心境の変化だ、気をしっかり持て。
そんなにキャンプに行くのにデミオでは不自由してたか。
まぁそれは仕方ないね。
しかしこれはうれしい誤算だ。

V-Classとなればキャンプで荷物を載せるのに苦労はないだろうし、トランポとしても家族3人で鈴鹿や岡山に行けるじゃないですかーヤッター!

自分自身も「ミニバンは運転が退屈だろうからヤダ」とか言ってたクセにV-Classならオッケーという心境に驚いている。
ブランドか?所詮ミーハーだったのか?
見るからに重そうなシートを都度取り外すのが面倒だろうけど、なに、デッドリフトで150㎏バーベルをリフトするより楽だろう。

もちろん現行モデルは私の薄給では手が届かない価格帯。
因みにキャリアカーにドナドナされていたのは2代目となる白のW639だった。


「新車は買えないけど、今日見たあのモデルならほらこれくらい」とカーセンサーのページを見せつつワイフをその気にさせる。

www.carsensor.net

「これなら無理せず買えるね」とワイフ。もちろん私の気分も盛り上がる。
2年後の車検頃には買い替えだ、ヤッター! もういちいち軽トラ借りに行かなくて済むぞ!


と浮かれている最中に、ふと一抹の不安が頭をよぎる。

こんなクソデカイ車が我が家の昭和時代の車のサイズを基準に作られたガレージに入るのか?
いやいや、1トントラックじゃあるまいし何とか入るんじゃないかなと藁にも縋る思いでサイズを調べてみる。

全長4770×全幅1910×全高1930mm

Oh...いきなりノックダウンさせられた気分ですわ。
ギッチギチですわギッチギチ。
横にTLと999を縦に並べるのはほぼ不可能。
そんなおっきいのダメェ!無理ぃ!入らないよ!
ローション要りますか?

入ることは入るけど色んな制限が降りかかる。
まず切り返しは大変なことになる。我が家の前の道路は狭く、しかも切り返しポイントには電柱が立っている。
それに少々勾配もついているから更に難易度上がる。
次にバイクの置き場が無くなってしまう。これが最大の問題だ。

引っ越してきた時に「擁壁にクレーンを設置してバイクを引き込む」という構想がムクムクと湧いてきた。
今の跳ね上げ式シャッターも高さに干渉する可能性があるから取り外すことになるかもしれない。
だとすれば防犯上よろしくないので電動シャッターの設置が急務となる。

あれ?急にレベルが高い話になってきたぞ。
行き付く先は家建て直しとかになってこない?

じゃぁもっと簡単な解決方法をば・・・
「駐車場借りたらいいじゃない」
それだー!!

さて2年後どうなるやら。