ホール vs スリットディスク

まだ完成するには作業がいくつか残っているのですが、次の土曜日は走行枠予約済みなので走れる状態にはしています。
その意味での最後の作業がブレーキディスクの交換でした。

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遠近法で取り外したホールディスクが小さく見えます(笑)

 

昔読んだバイカーズステーションでブレーキ開発者との特集記事があった時に知ったことですが、ソリッド・ホール・スリットと比較して制動性能が一番高いのはソリッドなんだそうで。
よーく考えてみれば、制動面の対比率でいうならソリッドが一番広いのだから当然と言えば当然。
製造工程での加工精度や熱による歪に対してもソリッドが一番有利。
穴が空いてたら面はグニャグニャですよ。
対して雨天時では排水性でホールタイプの優位が際立ちます。
その他ホールやスリットの有効性といえば、パッドの冷却やパッド材の早期排出によるディスク面の保護もあります。
このあたりの話は論文を紐解けば回答を得られるのでしょうけど、私はおバカさんなので多分理解できないでしょう(笑)

昨今のSBKの車両にホールディスクが採用されている最大の理由は軽量化でしょうか。
そしてそのフィードバックが市販車にも採用されているんだと思います。
昔と今では技術の進歩で様相もかなり違います。
昔のヤマハは1POD時代のVMAXを筆頭にベンチレーテッドディスクが採用されていたこともありましたが、制動性能は最強かもしれないですけど重すぎて主流にはなれませんでした。ジャイロ効果を考えたら軽量化に振るのは至極当然。

そんな中で、ペータルディスクは泥にまみれるオフ車には有効でも、ロードでは雨天時しか優位性が見いだせないそうです。じゃぁなんでカワサキは・・・って多分そのほうが売れるからじゃないですか?知らんけど。

そんな小難しい話はさておき、ディスクを交換した理由は前回転倒した際、砂利に触れてスリ傷が入っていたから。
スリットタイプを選んだのは「どうせ交換するなら見栄えも変えましょう」という単純な理由。
スリットなんて冷静に考えたら、今やなんの有利性もありませんよ。
でも見栄え、これ大事。
特にちょっとクラシックな雰囲気を出すにはソリッドかスリットタイプに限ります。

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カウルが無いと整備が楽です。
元の姿もいいんだけど、着脱がメンドウで・・・、たかがボルト10本外すだけでもメンドクサイもんはメンドクサイんです。